家を建てるにあたり、雑誌やインターネットで勉強したとおっしゃる奥様は、「第一種熱交換換気が絶対に良いと思ったんです」とお話しされています。省エネ性や新鮮な空気の中で生活できることに魅力を感じていたそうです。「そのうえ空気清浄もついているe-kikubariは良いと思った」とのことです。
「高性能住宅と換気、空調、そしてそれを生かす住宅の設計はセットで考えたかった」とご主人はおっしゃいます。一般的な第一種熱交換換気システムも検討したものの、機器の配置検討において天井が下がる部分が少なく導入できるe-kikubariを選択したそうです。「住宅の造作を少なくできて、間取りの自由度も高くなりました。それに空気清浄機能もあるので、これに決めました」とのことです。
e-kikubariは空気清浄と新鮮な空気を家じゅうに配るために、家じゅうの空気を循環させています。ここに目を付けたご主人様は、「住友林業の高性能住宅なら、エアコンを数台動かしただけで、家じゅうが快適になるのではないかと考えた」とおっしゃっています。さらに、住友林業の設計から「e-kikubariの吸い込みの近くにエアコンを設置すれば、さらに家じゅうが快適になる可能性がある」との提案を受け、e-kikubariの吸い込みがある2Fの共用部にエアコンを設置しました。
「共用部とリビングのエアコンのどちらかだけでほぼ年間を通じて十分に快適です。非常に寒い日や暑い日には他のエアコンをつけることもありますが、あまりありません」とご主人は話されています。
「無垢の床で床暖房は入っていませんが、冬でも裸足で生活しています」と奥様はおっしゃっています。
「視線が遠くまで届くオープンな間取りの家にしたかった」とご主人。確かに、1Fは大きなリビングがあり、キッチンから玄関まで一望できます。このような間取りでは、空気循環が均一な温度にすることに貢献していると考えられます。
「趣味の茶室を作りたかったが、住友林業のデザインがマッチしました。e-kikubariの吹き出しも目立たないように工夫してもらいました」と奥様。雰囲気のある和室では、吹き出しが間接照明と共に工夫されています。
「住友林業の上質な木質感にスッとなじむe-kikubariの意匠性に満足しています」とご主人。
e-kikubariのダクトが通るために天井が下がった部分を利用して、雰囲気の良い間接照明が設置されています。
(用語解説)
全館空気清浄 換気システムe-kikubari (いーきくばり):
1システムで、第一種換気換気・空気清浄・室内空気循環の働きをする戸建住宅用全館空気清浄システム。家全体を新鮮かつ空気清浄された空気に保ち建物内の快適性を向上させる換気・空気清浄設備として販売している。※冷暖房機能はありませんのでエアコンの設置は必要です。